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スキンケア

公開日:2023.02.28 更新日:2024.06.14

美肌をつくる習慣とは?肌悩みの原因を踏まえたスキンケア方法を紹介

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ハリやうるおいのある健康的な美肌をつくるために欠かせないのが、毎日のスキンケアや食事・睡眠・運動といった生活習慣。より美しい肌を手に入れたい人は、これらを見直してみてはいかがでしょうか。美肌をつくるために知っておきたい、肌悩みの原因や美肌をつくるスキンケア・生活習慣を紹介します。

主な肌悩みと原因

鏡で肌をチェックする女性
理想の美肌を手に入れるには、自身の肌悩みの原因に合ったスキンケアや生活習慣の改善を行うことが大切です。美肌をつくる習慣を見ていく前に、主な肌悩みの原因を押さえておきましょう。

シミ

紫外線を多く浴びると、メラノサイトの活性が高められ過剰にメラニンが作られます。通常、メラニンはターンオーバーによって肌表面へと押し上げられ、古くなった角質と一緒に肌から剥がれ落ちていきます。しかしターンオーバーが遅れるとメラニンが沈着し、シミとなってしまいます。

シワ

肌の乾燥、紫外線や近赤外線を含む太陽光などがシワの主な原因。
肌が乾燥すると、ごわついて柔軟性を失い、表情でできるシワが残りやすくなります。また紫外線・近赤外線はコラーゲンやエラスチンにダメージを与えるため、深いシワなどの肌の老化が進みます。その他、加齢や表情筋の硬直もシワの原因です。

たるみ

たるみの原因には、太陽光に含まれる紫外線・近赤外線による光老化や活性酸素などが挙げられます。
肌は真皮層のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などによりハリと弾力を保っています。しかし、紫外線や活性酸素などの影響でこれらが変性・減少すると、真皮が衰えてたるみが引き起こされます。
また、むくみが続くことで老廃物が溜まり、それが下垂してたるみになってしまう場合も。その他、皮下脂肪の増減や表情筋の衰えも原因として考えられます。

毛穴のつまり・ニキビ

皮脂量が多い人は毛穴が目立ちやすくなります。また古い角質と皮脂が混ざると、角栓となり毛穴を詰まらせてしまいます。
また毛穴が詰まると、皮脂を栄養源とするアクネ菌が毛穴の中で繁殖し、炎症を起こしてニキビになることも。大人の場合は、ターンオーバーの乱れによって起こる古い角質の蓄積により毛穴がつまり、ニキビの原因になることがあります。

美肌をつくる習慣【スキンケア】

洗顔をする女性
美肌をつくるのに欠かせないのが毎日の丁寧なスキンケアです。効果的なスキンケア方法を習慣にして、肌悩みのない美肌を目指しましょう。

クレンジング

クレンジングでメイクや皮脂といった油性汚れを落とします。目もと・口もとのポイントメイクが落ちにくいものや、発色の良いものを使っている場合は、専用のリムーバーを使って先に落とすのがおすすめです。
<手順>
  1. 額・頬などの広い部分からはじめ、目元・小鼻・口元といった細かい部分に移りながら、指の腹を使って優しくなじませるように洗う。
  2. クレンジング剤が残らないように32~34℃のぬるま湯でしっかりと洗い流す。
ゴシゴシと擦ると肌を傷めたり色素沈着の原因になったりするため、力加減に注意しましょう。

洗顔

ほこりや汗などの水性汚れや古い角質を洗顔で落とします。必要なうるおいまで取り除いてしまわないよう、肌に優しい洗浄成分や保湿成分がバランス良く配合された洗顔料を選ぶなど、うるおいをキープしながら汚れを落とすことを意識しましょう。
<手順>
  1. 顔全体を軽く濡らす。
  2. 洗顔料はよく泡立て、キメの細かいたっぷりの泡を転がすように優しく洗う。
  3. 洗顔料が残らないように、32~34℃のぬるま湯でしっかりと丁寧に流す。
すすぎ残しは肌悩みの原因になりかねないため、目元・小鼻といった細かい部分まで丁寧に洗うことが大切です。

化粧水・乳液・クリーム・美容液

クレンジングと洗顔できれいになった肌に、化粧水・乳液・クリーム・美容液を塗りましょう。
保湿アイテム 役割
化粧水 ・水分、保湿成分の補給。
・肌のモイスチャーバランスを保ち、健やかな状態に整える。
乳液 ・水分、油分の補給。
・肌をやわらかくして、うるおいを守る。
・クリームの肌なじみを良くする。
クリーム ・うるおいや成分を肌に閉じ込める。
・乾燥を防止する。
美容液 ・訴求成分を補給する。
これらのアイテムを使ったスキンケアでは、以下のポイントを意識しましょう。
  • 目や鼻、口のまわりなどの細かな部分は特に丁寧になじませる。
  • 乾燥が気になる部分には重ねづけする。
  • 最後に手で顔を包み込むようにして、成分を浸透させる。

スペシャルケア

日々のスキンケアに加え、スペシャルケアを取り入れるのも効果的です。スペシャルケアには、美容液を含んだシートマスクがおすすめ。自身の肌悩みや肌の状態に合った成分が配合されているものを選びます。説明書に書かれている使用時間・頻度を守って取り入れましょう。

美肌をつくる習慣【食生活・睡眠・運動】

ベッドで眠る女性
スキンケアに加え食事や睡眠、運動といった生活習慣を見直し、体の内側からも美肌へアプローチしましょう。毎日の暮らしで意識したい、美肌をつくる生活習慣を紹介します。

栄養バランスの良い食事をとる

美肌づくりには、バランスのとれた食事で体の内側からケアすることも大切です。肌に良い栄養素を取り入れた食事を心がけるようにしてみてください。
<肌に良い栄養素>
栄養素 働き 含まれる食べ物
タンパク質 皮膚の細胞を作る 卵・大豆製品・乳製品など
ビタミンA 抗酸化作用がある レバー・卵黄・緑黄色野菜など
ビタミンC コラーゲンの合成に必要 赤パプリカ・ブロッコリー・キウイなど
ビタミンE 血行を促進する アーモンド・植物油など
ビタミンB群 皮膚や粘膜の再生に関わる レバー・ウナギ・マグロなど
体に良い食生活は、肌の老化を遅らせてくれます。特にシミ対策には、酸化防止やメラニン分解効果があるビタミンC、活性酸素を中和して新陳代謝を活性化するビタミンEを積極的にとるのが効果的です。

十分な睡眠をとる

肌の老化対策として十分な睡眠をとることも重要です。十分な睡眠は成長ホルモンの分泌につながり、ターンオーバーを促します。
最適な睡眠は、体質や年齢などの要因に影響されるので人それぞれです。日中眠くなることがないよう、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。
<快眠につながるポイント>
  • 朝起きたら朝日を浴びて体内時計をリセットする。
  • 入眠の1〜2時間前に40度程度のお風呂に15分間入る。
  • 寝る直前のスマートフォン・PCの使用、カフェインの摂取は控える。
  • 夜は早めに照明を落とす。

適度な運動をする

適度な運動は血流改善、代謝アップ、発汗、ストレス解消などにつながるため美肌に効果的。適度な運動とは、週60分(1回につき30分以上、週2回以上)が目安です。
軽く汗をかく程度の有酸素運動を習慣とするのがおすすめ。まずは早歩きのウォーキングから始めてみましょう。

まとめ

美肌になった女性
美肌を手に入れるには、スキンケア・食事・睡眠・運動の見直しや改善が大切です。自身の肌悩みの原因に合ったスキンケア・生活の習慣を取り入れて、健やかで理想的な美肌を目指しましょう。
スキンケアアイテムの見直しを検討されている人には、大塚製薬独自の薬用有効成分「エナジーシグナルAMP*」が配合された「インナーシグナル」がおすすめです。細胞を生み出すエネルギー代謝を活発にし、ターンオーバーを促すことでメラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぎます。
*アデノシン一リン酸二ナトリウム OT/メラニンの蓄積をおさえ、シミ・そばかすを防ぐ
【監修】原野 史樹

【監修】原野 史樹

大塚製薬株式会社
大津スキンケア研究所 所長

1992年大塚製薬入社
健粧品の基礎試験、有効性評価を担当し、2011年から大津スキンケア研究所所長。

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