SEARCH

スキンケア

公開日:2023.06.30 更新日:2023.08.09

毎日のスキンケアで肌悩みを予防しよう! スキンケアのポイントや注意点を解説

  • facebook
  • twitter
  • LINE

肌悩みが気になる人は、毎日のスキンケアを見直してみませんか?自分に合った丁寧なスキンケアを続けることが肌悩みの予防になり、美肌へと近づけます。毎日のスキンケアの基本的な手順やポイント、注意点を紹介します。

肌悩みの予防には毎日のスキンケアが大切

頬を触る女性
毎日のクレンジングや洗顔、保湿、日やけ対策は、肌悩みの予防に欠かせないものです。
例えば、クレンジングと洗顔で余分な皮脂・汚れがしっかりと落とせていれば、ニキビ・吹き出物ができにくくなります。また日やけ対策を入念にし、肌を強くこすらないよう気を付けることはシミ予防になります。さらに肌のうるおいを維持すれば、乾燥や乾燥によってあらわれるシワ・かゆみの予防が可能です。
このように、毎日のスキンケアを丁寧に行うことで、ハリ・つやがある美肌に近づけるでしょう。

毎日のスキンケアの手順とポイント

化粧水を手にとる女性
毎日のスキンケアは、顔の汚れを落とすところから始まり、保湿、日やけ対策と続きます。基本的なスキンケアの手順と、各工程のポイントを紹介します。

1. クレンジング・洗顔

顔についた汚れ・余分な皮脂は肌悩みの原因となるため、保湿ケアの前に洗い流しましょう。使うのは主にクレンジングと洗顔料。
クレンジングでは、メイクや皮脂などの油性の汚れを落とします。そのため、メイクをした日の夜は必ずクレンジングを使用しましょう。落ちにくいアイメイクには、目元用のリムーバーをプラスするのがおすすめです。
洗顔料は、ほこり・汗といった水性の汚れを落とすアイテムで、朝・夜ともに使用します。汚れをしっかりと吸着できるよう、キメ細かく弾力のある泡で洗うのがポイントです。
すすぎ残しによる肌悩みを防ぐため、目・鼻・口のまわり・髪の生え際までしっかりと洗い流しましょう。

2. 美容液・シートマスク

顔が清潔な状態になったら、次は訴求成分を多く含む美容液を塗ります。美容液には、美白に特化したもの、小ジワ予防ができるものなどさまざまな種類があります。理想の肌に近づくために必要な成分が配合された美容液を取り入れましょう。
肌にしっかりと浸透させるには「ホットハンドケア」が効果的です。手のひらを軽くこすって美容液を手に取り、顔になじませます。手のひらで顔を覆うように、ゆっくり、軽く押さえるのがコツです。
週に1度程度、美容液の代わりにシートマスクで集中ケアをするのもおすすめ。シートマスクは、肌のすみずみまで美容成分を浸透させられます。
美容液やシートマスクを使用するタイミングは製品によって異なるため、説明書の記載に従いましょう。

3. 化粧水

化粧水で水分・保湿成分を補給します。肌のモイスチャーバランスを保ち、健やかな状態に整えるのが目的です。
化粧水はコットンで顔になじませると、全体にムラなくうるおいを与えられます。また鼻や口のまわりのように手で塗布しにくい部分も塗りやすくなります。
化粧水を塗った後も、ホットハンドケアで浸透力をアップさせましょう。

4. 乳液

乳液で肌の内側のうるおいを守ります。油分が足りていないと、水分が蒸発しやすくなります。化粧水で補った水分を閉じ込めるために、油分を補給しましょう。また化粧水の後に乳液を挟むと、次に塗るクリームがなじみやすくなります。

5. クリーム

これまで補給してきた美容成分・水分・保湿成分・油分をしっかりと肌に閉じ込めるために、クリームを塗りましょう。ベタつくからとクリームを塗らないでいると、肌のうるおいが失われ、バリア機能も低下しやすくなります。美容液・化粧水・乳液の効果を十分に発揮できるようにするためにも、クリームが必要です。

6. 日やけ止め

朝のスキンケア時は、最後に日やけ止めを塗ることも忘れずに。日やけは肌の老化を早めたり免疫力を弱めたりします。
日差しは季節や天候にかかわらず年中降り注いでおり、室内にいてもガラス越しに日やけする場合もあるので、毎日日やけ止めを使用すると安心です。日やけしやすい頬骨のあたりや顎、おでこは、特に塗りムラ・塗り残しがないよう注意しましょう。

毎日のスキンケアの注意点

タイルの上に置かれたスキンケアアイテムとタオル
肌悩みを抱えやすい人は、肌に負担のかかるスキンケアのやり方になっている、使っているスキンケアアイテムが自分に合っていない、などの可能性が考えられます。毎日のスキンケアで、特に注意したいポイントを押さえておきましょう。

肌を強くこすらない

肌を強くこすると、炎症を起こして色素沈着を招く可能性があります。クレンジングや洗顔の際に、肌を強くこすらないよう注意しましょう。また顔にかゆみを感じたときも、極力かかないよう意識します。

自分の肌に合ったスキンケアアイテムを使う

自分の肌タイプに合ったスキンケアアイテムを取り入れると、より健康的な肌に近づけるでしょう。肌タイプごとのスキンケアアイテムの選び方は以下の通りです。
<肌タイプ別のスキンケアアイテムの選び方>
肌タイプ 特徴 選び方
普通肌 水分も油分もバランスが良い状態 今のスキンケアを継続しつつ、肌悩みがあらわれた際に対策を行う。
乾燥肌 水分・油分ともに不足している状態 ヒアルロン酸・セラミド・スクワランなど、保湿成分を含む化粧水や乳液を選ぶ。
脂性肌 水分は足りているが、皮脂が多い状態 さっぱりタイプのクレンジング・洗顔料、収れん化粧水などを取り入れる。
混合肌 皮脂が多い部分と、乾燥している部分が混在している状態 部分ごとに適したスキンケアアイテムを使用する。
肌タイプごとの肌質改善については、以下の記事をチェックしてみてください。

スキンケアアイテムの適切な量・頻度を守る

使用量や頻度などは、スキンケアアイテムのパッケージや説明書の記載に従うのが基本です。適切な量や頻度を守らないと、十分な効果が発揮できなかったり、肌悩みの原因になったりする可能性があります。説明書の記載内容は製品によって異なるので、新しいスキンケアアイテムを購入する度に確認しましょう。

毎日のスキンケアを時短するコツ

オールインワンを手にとる女性
毎日丁寧なスキンケアを行うことが大切だとわかっていても、忙しい日や疲れた日には、スキンケアに長く時間を割けないこともあるでしょう。そんなときの時短のコツを2つ紹介します。

オールインワンを使う

化粧水・乳液・クリームなど、複数の役割を持ったオールインワンを使用すると、スキンケアの時短になります。化粧水・乳液…と、別々で塗った場合と変わらない効果が得られるよう、時間差で肌に浸透してくれるものが、特にステップが多いと続かない人やベタつきを気にして化粧水で終わらせてしまいがちな人におすすめです。

日やけ止め効果のある化粧下地を使う

日やけ対策とベースメイクが同時にできる、日やけ止め効果のある化粧下地も便利です。スキンケアはもちろん、メイクの時間も短縮できます。

まとめ

肌の調子が良いことを喜ぶ女性
毎日のスキンケアは、肌悩みの予防につながります。スキンケアアイテムごとの役割やポイントを押さえることで、効果を期待できるでしょう。自分に合った丁寧なスキンケアを毎日のルーティンにして、理想の美肌を目指してください。
大塚製薬の「インナーシグナル」は、ぷるんと弾むような、ハリとうるおいのある美しい肌へと導くスキンケアアイテム。スクワランなどの保湿成分の他、「エナジーシグナルAMP*」配合により、ターンオーバーを促すことでメラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぎます。
*アデノシン一リン酸二ナトリウム OT/メラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぐ
【監修】原野 史樹

【監修】原野 史樹

大塚製薬株式会社
大津スキンケア研究所 所長
1992年大塚製薬入社
健粧品の基礎試験、有効性評価を担当し、2011年から大津スキンケア研究所所長。

関連記事