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スキンケア

公開日:2023.10.27

朝に洗顔しないのはデメリット? 朝におすすめの洗顔方法やスキンケアを解説

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朝に洗顔しないとさまざまな肌悩みにつながります。洗顔には、余分な皮脂や汚れを落とすという肌にとって大切な役割があるため、夜だけではなく朝もおこなうのが基本です。水やお湯で軽く流すだけの人も多いかもしれませんが、洗顔料を使用して肌を清潔に保ちましょう。朝に洗顔をしないデメリットや洗顔時のポイント、洗顔後のスキンケアについて紹介します。

朝に洗顔しないとどうなる?

タオルの上に置かれた洗顔料
基本的に洗顔は、ほこりや汗などの水性の汚れや古い角質、また肌に残った皮脂汚れを落とすためにおこないます。朝に洗顔しないと余分な皮脂や汚れが取り除けず、肌表面に付着したままの状態に。その結果、化粧ノリが悪くなったり、肌に残った皮脂が酸化して肌トラブルになることもあります。
朝は水やお湯だけで洗顔を済ませる人もいるかもしれませんが、皮脂や汚れを落とすためには、洗顔料を使って丁寧に洗顔することが大切です。

朝に洗顔しないデメリット

鏡を見て肌を気にする女性
朝の洗顔を省くと、肌のターンオーバーの乱れやバリア機能の低下につながります。朝に洗顔しない場合に起こり得るデメリットを確認しましょう。

肌のターンオーバーが乱れる

朝に洗顔しないと、古い角質が肌表面に溜まりやすくなり、肌のターンオーバーが遅れる可能性があります。ターンオーバーとは、肌の奥の基底層にある母細胞から新しい細胞が生まれて押し上げられ、垢となってはがれ落ちるまでの周期のこと。健康な肌のターンオーバーは約30日*です。
ターンオーバーが乱れた状態が続くと、シミやくすみ、小ジワなどさまざまな肌悩みにつながります。
*顔での測定値

肌のバリア機能が低下する

朝に洗顔して余分な皮脂を取り除かないと、肌のバリア機能が低下し、乾燥や肌荒れ、シワなどの肌悩みを誘発するおそれがあります。
皮脂が分泌され、そのままの状態が続くと過酸化脂質に変化します。過酸化脂質は肌に刺激を与え、角質層のバリア機能を低下させます。さらに、シミやそばかすを濃くすることがあるといわれているので、注意が必要です。
朝・夜のスキンケアの順番についてはこちらの記事をチェックしてみてください。

朝に洗顔をする際のポイント

手のひらで洗顔料を泡立てる様子
朝に洗顔をする際のポイントや方法は、基本的に夜の洗顔と同じです。忙しい朝でもしっかりと洗顔をおこない、健やかな肌の基礎をつくりましょう。

洗顔料を使用する

洗顔時は洗顔フォームや洗顔せっけんなどの洗顔料を使用しましょう。洗顔料を使って洗顔をすることで、皮脂や汚れを落とせるだけではなく、スキンケアが浸透しやすくなるなどの効果が期待できます。
ただし、乾燥肌の人は洗いすぎに注意。洗浄力の高すぎる洗顔料の使用は、肌のさらなる乾燥につながることがあります。保湿成分や肌にやさしい成分が配合された洗顔料を選べば、洗い上がりもしっとりするでしょう。

肌に合った洗顔料を選ぶ

乾燥肌の人には肌にやさしい洗顔料、脂性肌の人は洗浄力が高めの洗顔料など、肌タイプに合った洗顔料を選ぶことも大切です。肌質と異なるお手入れをしないように、自分の肌タイプを意識しましょう。
以下の記事を参考に、自分の肌タイプをチェックしてみてください。

すすぎ残しがないように洗い流す

洗顔料が肌表面に残らないよう、丁寧にすすぐのもポイントです。洗顔料にはクリームやせっけんなどさまざまなタイプがあり、なかには残りやすいものもあります。
すすぎ残しが肌悩みの原因につながることもあるため、目もとや口もと、髪の生え際など細かい部分まで意識して洗い流すようにしましょう。

朝の洗顔後のスキンケア

朝日が当たるスキンケア
朝も夜も、洗顔後は化粧水や乳液などを使用して十分に保湿しましょう。朝の洗顔・スキンケア後には、太陽光のダメージから肌を守るアイテムを取り入れることも大切。メイク崩れを防ぎたい場合は、使用感の軽い乳液やクリームの使用もおすすめです。

化粧水

洗顔後は、化粧水を使って肌に水分や保湿成分を補給しましょう。化粧水には、肌の角質層に水分や保湿成分を補うはたらきがあります。
化粧水はコットンを使ってつけるのがおすすめです。ムラなくつけやすく、うるおいを均一に与えられます。最後は、手で顔全体を包み込むハンドプレスで保湿成分をしっかりと浸透させましょう。

美容液

美容液にはシミやシワ、美白などの悩みに特化した製品があります。自分の肌悩みに合わせて、目的とする成分が配合された美容液を選びましょう。乾燥が気になる部分には、重ねづけがおすすめです。

乳液

肌にうるおいや美容成分を与えたら、乳液で保護しましょう。乳液とは、水分と油分をバランス良く含むスキンケア用品です。
乳液でもうるおいを与えることで、次に使うクリームがなじみやすくなります。保湿成分を多く含む乳液の他、日やけ止め効果のある乳液を使用すれば、忙しい朝のスキンケア時に便利です。

クリーム

クリームには化粧水や乳液、美容液で補った成分を閉じ込めるはたらきがあります。うるおいや美容成分は、肌に閉じ込めなければ時間とともに蒸発するため、クリームを使ってしっかりと閉じ込めましょう。ベタつきが気になる人は、つけ心地の軽いクリームを探してみてください。

日やけ止め

朝の洗顔後、日中に外出する人は多いでしょう。メイク前に日やけ止めを使用し、日やけによるシミやそばかすを防ぎましょう。太陽光は季節や天候を問わず1年中降り注いでいるため、日やけ止めは毎日欠かせません。
日やけ止めを選ぶ際は、シミなどの原因になる紫外線だけではなく、シワなどの原因になり肌に影響を及ぼす近赤外線もブロックできるものがおすすめです。
また太陽光によるダメージは肌の乾燥にもつながるので、保湿成分を含む日やけ止めを選びましょう。日やけ止めを使用する際は、塗りムラや塗り残しがないよう注意が必要です。
美肌のカギを握るスキンケアのポイントはこちらの記事をチェック!

まとめ

朝洗顔をしてスッキリした女性
朝に洗顔しないと、寝ている間に分泌された皮脂や汚れが肌に付着したままになってしまうため、夜だけではなく朝も洗顔することが大切です。しっかり汚れを落とした後に、スキンケア用品を使って保湿成分や期待する成分を補うことで、浸透が良くなります。また、化粧ノリが良くなることも期待できるでしょう。スキンケアの最後には日やけ止めを塗って、日やけ対策も忘れずに。
大塚製薬の「インナーシグナル」は、独自の薬用有効成分「エナジーシグナルAMP*」を配合したスキンケア用品です。肌のターンオーバーを促すことでメラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぎます。朝・夜の洗顔後に使う美容液として、試してみてはいかがでしょうか。
*アデノシン一リン酸二ナトリウム OT/メラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぐ
【監修】原野 史樹

【監修】原野 史樹

大塚製薬株式会社
大津スキンケア研究所 所長
1992年大塚製薬入社
健粧品の基礎試験、有効性評価を担当し、2011年から大津スキンケア研究所所長。

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