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肌悩み

公開日:2023.07.31 更新日:2024.08.13

目尻のシワはなぜできる? 目もとのハリを保つ方法を解説

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疲れたような印象を与える目尻のシワ。目もとは年齢が出やすい部位なので、気になっている人も多いでしょう。深いシワになってしまう前に、毎日のお手入れで対策することが大切です。目尻のシワの原因や対策、ハリを保つためのスキンケア方法などを紹介します。

目尻にシワができる原因

木の間から差し込む太陽光
目のまわりの肌は、顔の中でも特に薄く敏感で、乾燥や太陽光などのダメージを受けてシワやたるみができやすい部分です。まずは、目尻にシワができる原因を紹介します。

乾燥

肌が乾燥していると、若くても細かいシワがあらわれます。目のまわりの肌は、皮脂腺や汗腺が少なく乾燥しやすい部位。うるおいが不足すると、キメの乱れや角質層の弾力低下につながり、目尻にシワができたり、ハリ・弾力が衰えたりします。
気温や湿度が低い時期、冷暖房が効いた室内などでは肌の水分量が低下しやすいため、特に注意が必要です。

太陽光

太陽光に含まれる紫外線は、肌内部の真皮層まで届き、ハリ・弾力を保つコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。それにより肌の保水力・弾力性が弱まってシワになります。
また太陽光に含まれる近赤外線にも注意が必要です。近赤外線の肌への影響についても研究が進んでおり、肌の奥深くの皮下組織にまで侵入し、じわじわと時間をかけて影響を及ぼすといわれています。

加齢

加齢とともに、肌の真皮層のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の量が減り、肌の弾力が失われてシワができやすくなります。また、水分吸収に優れた可溶性コラーゲンが減り、線維が硬くなった不溶性コラーゲンが増えるのも、ハリや弾力が失われる原因です。
さらに加齢により、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減少するとともに、皮脂分泌量も低下するため、肌が乾燥しやすくシワにつながりやすい状態になります。

表情筋の硬直

目のまわりの表情筋や眼輪筋の収縮も、目尻のシワの原因です。表情の変化によるシワは一時的ですが、同じところにシワを寄せる癖があると、その部位のシワが深くなっていきます。目尻のシワが深い場合は、目を酷使し、目のまわりの筋肉が硬くなっている可能性があります。
表情筋の硬直によるシワは、加齢とともに深くなりやすいのも特徴です。

目もとのハリを保つスキンケア方法

スキンケアアイテムを取る女性の手
目もとのハリを保つスキンケア方法を取り入れるのも、目尻のシワ対策につながります。日々のクレンジング・洗顔や保湿ケアを見直してみましょう。

丁寧なクレンジング・洗顔を行う

まずは、クレンジングと洗顔で肌を清潔な状態に保ちましょう。

<クレンジングのポイント>

  • 指の腹を使ってクレンジング剤をやさしくなじませ、ゴシゴシこすらない。
  • 落ちにくいアイメイクには、目もと用のリムーバーを使用する。
  • 目のまわりなどの細かい部分までクレンジング剤が残らないよう、すすぎを十分に行う。

<洗顔のポイント>

  • 濃密な泡をつくり、転がすようにしてやさしく洗う。そうすることで、肌に負担をかけずに汚れを落とせる。
  • 目や口のまわりは特に丁寧に洗う。
  • 32〜34℃のぬるま湯で洗い流す。
  • 目のまわりや髪の生え際など、すすぎ残しがないように注意する。

しっかりと保湿し、アイクリームを使用する

乾燥はハリ不足の原因となるため、目尻を含め肌全体をしっかりと保湿します。保湿の際は、水分と油分をバランス良く補給するのがポイントです。
まずは、化粧水で肌に水分と保湿成分を補給します。コットンを使うと、目や鼻、口のまわりなどのへこんでいる部分にもムラなくつけやすくておすすめです。
次に水分・油分・保湿成分を含む乳液を塗布し、肌をやわらかく、みずみずしく整えます。乳液には、後に使用するクリームのなじみを良くする役割や、うるおい・美容成分を肌に閉じ込めて、乾燥を防ぐ役割もあります。
また目もとの乾燥やハリ不足が気になるときには、アイクリームを取り入れると効果的です。目もとの皮膚は薄く、環境や加齢の影響を受けやすい部位なので、専用クリームを使ってケアしましょう。
化粧水・乳液に加え、ターンオーバーを整える美容液を取り入れるのも、肌の乾燥対策になります。ターンオーバーとは、肌の細胞が生まれ変わる周期のことです。肌のターンオーバーが整うと、乾燥や外部からの刺激に強く、悩みの少ない肌へと近づきます。
大塚製薬の「インナーシグナル」は、水分をたっぷりと抱え込み、ハリ不足や乾燥、キメの乱れなどの肌悩みをケアするスキンケアです。独自成分「エナジーシグナルAMP*」配合により、ターンオーバーを促すことでメラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぎます。
*アデノシン一リン酸二ナトリウム OT/メラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぐ

目尻のシワ対策

白い布の上に置かれたサングラスと日やけ止め
目尻のシワは日々の対策で予防しましょう。今気になっているシワも、日頃の対策によって進行度が違ってきます。

太陽光対策をする

太陽光によるダメージは肌が乾燥する原因になり、シワにつながります。そのため、目尻を含む目のまわりにも日やけ止めを塗って対策しましょう。日やけ止めを目尻から目頭に向かって指の腹でやさしくなじませると、目尻の小ジワ対策になります。
先述したように、太陽光には紫外線だけではなく近赤外線も含まれるため、近赤外線もカットできる日やけ止めであればなお良いでしょう。また年齢を重ねた肌には、保湿成分が配合された日やけ止めがおすすめです。
特に日差しの強い夏などは、日傘や帽子、紫外線をカットしてくれるサングラスの活用も効果的。太陽光は1年を通して、屋内屋外にかかわらず降り注いでいることを意識し、対策をすることが大切です。

目のまわりの表情筋を動かす

目のまわりの表情筋を意識して動かすと、加齢により低下した皮膚や筋肉の機能回復につながるとされています。目をぎゅっと閉じる・眉を上げる・ウィンクをするといった方法で積極的に動かしてみましょう。動かす際は、左右対称になるよう意識するのがポイントです。

生活習慣を見直す

シワから肌を守る対策として、生活習慣の見直しや改善も挙げられます。質の良い十分な睡眠、少し汗をかく程度の適度な運動、栄養バランスのとれた食生活などを心がけましょう。またストレスを溜めないことも重要です。これらの生活習慣の見直し・改善は肌の老化を遅くすることにもつながります。

目尻のシワ予防に取り入れたいマッサージ

目尻のマッサージをする女性
目もと用のアイクリームなど、集中ケアを取り入れることで、よりふっくらハリのある目もとに近づけます。アイクリームを使用するときは、軽くマッサージするように塗布するのがおすすめです。

<マッサージ方法>

  1. クリームをつけない方の手の人差し指と中指をシワを挟むように置き、軽くシワを伸ばします。
  2. 目の際を避け、目尻から目頭に向かい、中指もしくは薬指でアイクリームを軽くのせるようになじませる。
  3. 上まぶたは、目頭から目尻に向かってやさしくスッとなじませる。
  4. 上下まぶたともに、2〜3回繰り返す。
  5. 最後に、指の腹全体で目もとをやさしく押さえ、温めながらなじませる。
大塚製薬の「インナーシグナル」には、目もとの乾燥小ジワ*、肌のハリ不足といった悩みにアプローチする薬用アイクリーム「リジュブネイト クリア アップ アイズ」もラインナップ。薬用有効成分「エナジーシグナルAMP**」や保湿成分の働きで、ハリのあるみずみずしい目もとへと導きます。
*乾燥小ジワを目立たなくする:効能評価試験済み
**アデノシン一リン酸二ナトリウム OT/メラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぐ

まとめ

目尻に手をあてる女性
目もとは顔の中でも目立つ部分であるため、目尻のシワが気になる人も多いでしょう。目尻のシワは乾燥や太陽光のダメージなどにより、歳を重ねるに連れて目立ちやすくなるため、日頃から対策やスキンケアを意識することが大切です。今回紹介した対策やスキンケアを参考にして、目尻のシワが目立たない、うるおいやハリのある目もとを目指してください。
【監修】原野 史樹

【監修】原野 史樹

大塚製薬株式会社
大津スキンケア研究所 所長
1992年大塚製薬入社
健粧品の基礎試験、有効性評価を担当し、2011年から大津スキンケア研究所所長。

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