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エイジングケア

公開日:2023.10.27

見た目年齢を左右する肌・髪・姿勢|若々しい見た目を保つ対策をチェック

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見た目年齢とは、文字通り見た目で判断される年齢のことを指します。歳を重ねるにつれて「見た目年齢が気になるようになった」という人や「実年齢よりも若く見られるとうれしい」という人は多いでしょう。見た目年齢に大きく影響するパーツや、実年齢よりも老けて見える原因とその対策を紹介します。

見た目年齢に影響する肌・髪・姿勢

笑顔の女性の横顔
見た目年齢とは、見た目から判断される年齢のこと。肌や髪の状態や姿勢などから、実年齢よりも若く見えたり老けて見えたりします。
年齢を重ねると、肌や髪、姿勢などにエイジングサインがあらわれやすくなります。特に肌のシワやたるみ、くすみなどは見た目年齢を左右しやすい要素です。
また、若い頃にはなかった髪のボリューム低下や丸まった背中などもエイジングサイン。実年齢よりも若く見られたいなら、肌や髪、姿勢それぞれに適した対策をおこないましょう。
お悩み別のエイジングケアについてはこちらの記事で紹介しています。

【肌】見た目年齢が老けて見える原因

頬に手をあてる女性
うるおいやハリのある健やかな肌は若々しく映りますが、シワやたるみが目立つ肌は見た目年齢を上げてしまいます。見た目年齢に影響を及ぼす肌悩みを紹介します。

うるおい・ツヤの低下

肌の水分量や皮脂の分泌量が減少すると、肌が乾燥してキメが乱れます。それにより透明度が低下し、くすんでツヤのない肌になってしまいます。肌の水分と油分のバランスは、20代後半〜30代にかけて崩れ始めるのが一般的です。そして40代になると、女性ホルモンの減少にともない、水分・油分が急激に減少します。

シワ

乾燥や紫外線、加齢などによって引き起こされるシワも、老けて見える原因の1つです。シワは、筋肉が多く皮下脂肪が少ない部位にできやすいといわれています。また肌表面が乾燥するとキメが乱れ、角質層の弾力がなくなり小ジワができることがあります。
くっきりと刻まれる深いシワは、真皮のコラーゲンとエラスチンが変性・減少して弾力が失われることが原因。加齢や紫外線によるダメージ、栄養不足や睡眠不足などは、コラーゲンとエラスチンの変性・減少を促進するといわれています。

たるみ

シワと同様、加齢や紫外線などの影響で真皮のコラーゲンとエラスチンが変性・減少すると、皮膚のたるみにつながります。また皮下脂肪の増減、顔のむくみ、加齢による表情筋の衰えもたるみを引き起こす原因です。
<皮下脂肪の増減によるたるみ>
皮下脂肪の減少により皮下脂肪層の弾力が失われると、皮膚のたるみを招きます。反対に皮下脂肪が増加しても、その重さに筋肉が耐えられなくなり皮膚がたるみます。
<顔のむくみによるたるみ>
顔に溜まった老廃物が下垂し、その状態が続いて皮膚が伸びてしまうことが原因です。
<加齢によるたるみ>
年齢とともに表情筋が衰え、30代あたりからほうれい線があらわれたり、頬骨の下にくぼみができたりするように。40代になると口角が下がり始め、50歳には頬の肉が下がってフェイスラインが崩れやすくなります。

【髪・姿勢】見た目年齢が老けて見える原因

肌以外に髪や姿勢も見た目年齢を左右します。肌だけではなく髪の状態や姿勢を意識することで、より若々しい見た目を目指せるでしょう。

【髪】ボリュームの低下・白髪

白髪を見つけた女性
髪のキューティクルは加齢とともに薄くなるため、細くボリュームが出にくい髪になってしまいます。また加齢とともに女性ホルモンが減少したり、ストレスによって女性ホルモンのバランスが乱れたりすると、髪が抜けやすくなるといわれています。
白髪は、メラニン生産機能の低下や消失が原因です。

【姿勢】筋肉の衰えによる猫背

猫背の女性
猫背も見た目年齢を老けさせます。加齢により正しい姿勢を保つ筋肉が弱ると背中が丸くなり、前屈みの猫背の姿勢に。個人差はあるものの、20代半ばをピークに筋肉が衰えていくのが一般的です。
その他、腹筋が衰えることで内臓の重さを支えられなくなり、便通に影響が出るおそれもあります。

若い見た目年齢を保つための対策

「実年齢よりも若く見られるとうれしい」という人は多いでしょう。若々しい見た目年齢を保つためには、肌や髪の毛のケアはもちろん、生活習慣も意識することが大切です。

【スキンケア】太陽光対策・保湿を徹底する

きれいな肌
若々しく健やかな美肌をつくるには、太陽光対策と十分な保湿が重要です。
肌の老化の約2割は加齢による自然老化、約8割は太陽光による光老化といわれています。太陽光のダメージは、肌の細胞が生まれ変わる周期であるターンオーバーを乱す原因の1つ。ターンオーバーが乱れると、肌の保湿物質であるNMFや細胞間脂質が減少し、乾燥しやすくなります。さらに、メラニンの排出が滞ることでシミもできやすくなります。
太陽光対策は季節や天候、屋内屋外問わず、年間を通しておこなうことが大切です。日やけ止めは肌への負担が少ない、保湿成分が配合されたものを選ぶと良いでしょう。
しっかりと保湿し、肌の角質層までうるおいを与えるのもスキンケアのポイント。うるおいのある肌はバリア機能が正常にはたらくため、太陽光など外的刺激の影響を受けにくくなります。
肌に水分を補給する化粧水はもちろん、水分と油分をバランス良く補える乳液や、うるおいや美容成分を閉じ込めるクリームなども使って保湿ケアをおこないましょう。保湿力の高い成分が配合されたスキンケア用品の使用は、乾燥や小ジワ対策にも有効です。
年齢肌の対策についてはこちらの記事で紹介しています。

【ヘアケア】髪にボリューム・うるおい・ツヤを与える

髪がきれいな女性
髪にボリュームやうるおい、ツヤがあると見た目年齢が若く見えます。健康的な髪を保つために、毎日のシャンプーで髪とともに地肌も清潔に保ちましょう。洗髪後はトリートメントやヘアオイルでうるおいを与えます。
髪を乾かす際は、あらかじめタオルなどで十分に髪の毛の水分をふき取ってからドライヤーを使用します。ヘッドマッサージで頭皮に刺激を与えるなど、血行を良くして頭皮に栄養を行き渡らせるようにするのもおすすめです。
このように、自宅でできる毎日のヘアケアも見た目年齢改善につながります。

【生活習慣】バランスのとれた食生活・適度な運動

朝食に納豆を食べる女性
バランスのとれた食生活や適度な運動といった生活習慣も、肌や髪を健やかに保つことにつながります。
肌や髪のためには、特にビタミンB2の摂取を意識してみてください。ビタミンB2は、脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪の細胞再生に役立つ栄養素です。主に卵や納豆、ウナギ、アーモンドなどに含まれています。
適度な運動は猫背対策になります。腹筋を鍛える、ランニングをするなどの運動を取り入れて、きれいな姿勢を保つための筋力をつけましょう。

まとめ

笑顔の女性達
見た目年齢は、肌や髪、姿勢などの外見によって左右されます。これらの要素を意識し対策することで、実年齢よりも若々しい印象を与えられるでしょう。特に肌は見た目年齢に大きく影響します。太陽光対策や保湿ケアはもちろん、自身の肌悩みに効果的な美容成分が配合されたスキンケア用品を使用するのもおすすめです。
大塚製薬の「インナーシグナル」は、独自の薬用有効成分「エナジーシグナルAMP*」を配合したスキンケア用品です。肌のターンオーバーを促すことでメラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぎます。
*アデノシン一リン酸二ナトリウム OT/メラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぐ
【監修】原野 史樹

【監修】原野 史樹

大塚製薬株式会社
大津スキンケア研究所 所長
1992年大塚製薬入社
健粧品の基礎試験、有効性評価を担当し、2011年から大津スキンケア研究所所長。

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